奨学金と学費を考えよう
お知らせ
- 2019年10月11日
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～誰もが安心して学べる社会をめざして～
シンポジウムのご案内
現在、２人に一人の学生が、奨学金という名前の教育ローンを借り入れして進学せざるえない状況にあります。
その中でも、生活保護家庭の子どもが進学することはきわめて困難な状況にあります。能力に応じて教育を受ける権利は、皆平等でありますが、教育と格差の問題は、益々拡大しています。
一方で、「奨学金が返せない」という当事者の声に代表されるように、教育ローンの実態は深刻となっています。その中で、奨学金当事者として立ち上がった学生団体の代表である「高等教育無償化プロジェクトFREE代表の岩崎詩都香さん（東大３年）を迎えて、シンポジウムを開催します。ぜひともご参加ください。
日時:２０１９（令和元）年１０月２７日（日）午後１時から～午後５時まで
会場:愛知県司法書士会２階大会議室 報告者:中京大学 大内裕和教授 東京大学３年 岩崎詩都香
経歴 高等等教育無償化プロジェクトFREE代表
長崎出身。8歳のころに父親を亡くし、以来母子家庭。6人兄弟の末っ子。大学では日本文学を専攻。学費が原因で大学進学・院進学を諦めた友人や、奨学金の返済のために苦しむ人、返済の不安からやりたいことにチャレンジできない人があふれている社会を問題に思い、2018年9月、周りの学生らとともに「高等教育無償化プロジェクトFREE」を立ち上げた。
弁護士 岩重佳治
パネルディスカッション
資料代 ５００円
主催 愛知奨学金問題ネットワーク 後援 愛知県司法書士会他
事務局連絡先 司法書士 水谷英二 tel052-916-5080 fax 052-911-3129
シンポジウム
「奨学金と学費を考えよう～誰もが安心して学べる社会をめざして～」
開催のご案内 申込不要
現在、大学学費は4年間で国公立が250万円程度、私立が390万～530万円程度という高額な負担を賄うために、大学・短大進学者の2.6人に1人（38.5％）が、奨学金を借りています。一方で、利用者が増加する一方で滞納者に対する返還訴訟も急激に増えており、将来返せなくなったら自己破産してしまうのでは？親もその影響を受けるのでは？ 奨学金返済が難しい場合には、返還期限猶予を利用できるか？という相談を受けることもあります。当日、この問題に直面している学生、教員、弁護士の方々から奨学金制度をどう考えるべきかをお話いただきます。市民の皆さまにとって、奨学金と学費問題について学ぶ機会として有益なものとなると思いますので是非ご案内をお願いします。